雨のはるのや
最近はぐずついたお天気が続きます
スタッフT田です。
梅雨が近いなぁ、と実感するような日が続いています。
それでもぐずついたお天気の合間に晴れた日には、元気に育っている植物たちの姿が見られます。
水と太陽の光は、植物にとって欠かせないもの。
この季節の生き生きとした植物の姿には、生命のもつ本来の強さのようなものが感じられますね。
そうは言っても、雨の日は…
はるのやをご利用いただいている方々の利用目的のなかで、圧倒的に大きいのは撮影です。
建築家さんのこだわりによって空間設計されたはるのやは、庭の植栽や光の加減と一体となって、「映える」スタジオとしてこれまで多くの皆様にご好評いただいております。
しかし。
こういう面が強調されると、こう考えてしまう人も、もしかしたらいるかもしれません。
「ひょっとして、雨の日にはるのやで撮影すると、魅力が半減しちゃうのでは?」
ご心配なく。
雨の日のはるのやには、雨の日にしかない魅力があるのです。
雨の日は光の量が少ないため、光と影のコントラストがあいまいとなり、より幽玄で幻想的な光景が広がります。
「古さ」と「新しさ」が同居したはるのやですので、空間の境界だけでなく、時間の境界もあいまいになるような、不思議な感覚が味わえます。
そして、何よりも雨のはるのやで過ごしていて素晴らしいのは、雨の「音」です。
雨の日にはるのやで過ごしていると、全方向から雨の音が聞こえてきて、大袈裟ですが「自然の営みとともに生きているんだなぁ」ということが実感できます。
この雨の音を聞いていると、気持ちが落ち着いてくるのは私だけでしょうか…
雨の音を聞きながら和室で寝転んでいると、鬱屈した気分も洗い流されていくような気持ちになります。
撮影だけでなく、これからの季節、はるのやでのんびりした時間を過ごしてみるのはいかがですか?
スタッフT田でした。
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