冬の古民家レンタルスペース

最近は朝晩も冷え込み、お布団からなかなか抜け出せない日々が続いています。

古民家というと、どうしても「隙間風が寒い」というイメージがあるのではないでしょうか。

実際、改築前のはるのやは、オンボロ風情のある建築物だったこともあって、なかなか隙間風もきつく、どんなに暖房をかけても温まらない…という日もありました。

（オーナーはときどき、「外よりも寒い！」と叫んでいました）

改装を終えたはいいものの、実は寒さに関する懸念はスタッフにも残っていました。

夏は快適だけど、冬は寒すぎるんじゃないのか…と。

かなりの大工事ではありましたが、古民家らしさを残すため、多くの建具を使いまわしましたし、屋根などもそのままだったからです。

おしゃれな洗い出しの土間も、自然の冷房効果で足元が冷えまくりそうで、改装前と同じくらい寒いのではないかと思っていました。

ところがどうでしょう。

本格的な冬シーズンが到来してからも、幸いなことに色々なお客様に古民家レンタルスペース「はるのや」をご利用いただきました。

寒かったのではないか…とお話をお伺いしてみると、皆さま「そんなことはなかった」「快適でした」とおっしゃってくださいます。

最初は気を使って言ってくださっているのかな…とも思いましたが、どうもそうとばかりも言い切れないようです。

確かにマンションや新しいお家と比べると、密閉度では劣ります。

しかし、こじんまりとしたスペースだからこそ、暖房効率が良く、また、晴れの日であれば日光なども部屋のなかに入ってきますので、それによって温かく快適に過ごしていただいているようです。

再度繰り返しますが、決してマンションと同じように「すごく温かい」という環境ではありません。

ですが、改装後のはるのやは、季節を感じつつも快適に過ごしていただけるスペースになったのではないかな、と、スタッフ一同胸をなでおろしています。

商用撮影プラン始めました

はるのやではこれまでお断りしていた「商用撮影プラン」を始めることにいたしました。

この建物を気に入ってくださり、「ぜひともTV・映画の撮影に使わせてほしい」というお声を多数いただいておりました。

今まではそうしたお声にお応えできず、歯がゆく残念な思いを募らせておりましたが、いよいよはるのやは「ハウススタジオ」としても本格的に始動いたします。

これからのはるのやもどうぞよろしくお願いいたします。

スタッフT田